先日お伝えしたポーランドの国際アニメーションフィスティバル「Animocje」の授賞式でのコンサートイベントが昨日の夜中に行われました。
想像以上に、映像の展開に合わせて作曲されていて感動しました。

静かな水を打つようなピアノで始まり、やがて叙情的な美しいメロディの世界へ、最後は追いつめられるように緊迫感のある４つ打ちの世界へ、時折入る効果音と大好きなピアノとトランペットの音色で構成された楽曲は自分の好みでした。
もちろん自分の曲とは違って映像自体に感じるところや抑揚、雰囲気など思うところは違うと思うのですが、その客観的な観点故の解釈の違いが面白く新鮮さに包まれました。

雨の降るシーンでオリジナルは柔らかいメロディになっていくのですが、そのまま緊迫感ある４つ打ちと乾いたトランペットの音色で持っていくあたりは本当に感性の違いで結構シュールなものとして映像を捉えてくれてるんだなと感じたし、クラブミュージック畑の人ならではなのかもと。そしてやはり生のトランペットはいい！現地に行けなかったのは残念ですが、多くの人の前で自分達の作品が初めて自分の手を離れて誰かの手に委ねられるというのは不思議な感覚で、それを真剣に演奏してくれているのを見てとても嬉しかったし、再度ポーランドの地で上映されたことに感激してます。改めてものづくりに答えはないし無限の可能性がそこにはあるということが分かった、、気がした。
映像は52分30秒～1時間11分ぐらいまで。よかったら見てみてください。